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さんじゅうろうの覚え書き

不治の中二病を患っている中年男『さんじゅうろう』の他愛のない覚え書きです。10年後には立派な黒歴史になっているかもれしない。

防塵・防水規格(IPコード)について調べてみた

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祝・iPhone7防水化記念!

日本時間の昨日、iPhone7が発表されました。iPhone7はユーザーお待ちかねの『防水対応』。何と『IP67』!!言葉の意味はよくわからないがとにかく凄そうだ!!!!

…………で、IPって何?インターネット・プロトコル??インテレクチュアル・プロパティ??いやいや……と、言うことで今回はそんな『IP』について調べてみました。

 

 

防塵・防水に使われるIPとはいわゆる……

International Protection (インターナショナル・プロテクション)

そのまま訳すと『国際保護』ですからここでは『国際保護基準・規格』的、意味合いだと思います。携帯電話なども含む、機械や器具などを対象にした、人体に対する保護と、外来固形物や液体の侵入保護構造をに対して等級(数値によるランク付け)で表したもので、IEC(International  Electrotechnical Commission /国際電気標準会議でIEC60529として規定されている。一般的にはIP Code(以下:IPコード)と呼ばれているのもので、日本工業規格(JIS C 0920)もこの規格を採用している。

 

IPコードの読み方

IPコードは防塵と防水の2つの等級による『特性数字』と時にアルファベットの『X』を組み合わせて表示される。特性数字は二種類、『防塵を表す第一特性数字(0~6)』と『防水を表す第二特性数字()』に分けられる。

 

例えばiPhone7のIP67を例にとって説明すると。

IP(特性記号)6(第一特性数字)7(第二特性数字)

という事になる。

 

『X』について

他の防水家電などを見ると、『IPX8』とか『IP6X』と言う表示がされていることがある。

『X』はアルファベットとしてみると『エックス』なんだが、この場合は『バツ印』と考えてみても間違いでは無いと思う。

まず『IPX8』の場合は数字の前に『X』があるので、この場合は『防塵のテストは行っていない』という事になります。

次に『IP6X』ですが、この場合は本来は防水の場所に『X』がある為、『防水のテストは行っていない』と言うことになります。

スペック表などで防塵と防水を分ける場合もこの表記になったりします。

 

【ワンポイント】

この数字の関係、『あれ?防塵が最初だっけ?防水がだっけ』と並び順をついど忘れしてしまわないように普段から呼称は『防塵・防水』と呼んだほうが良いかもしれませんね。

どこかの実況アナのように超獣コンビであるスタンハンセンとブルーザブロディをコールするときに『ハンセン・ブロディ組』と呼んだら、次は敬意を込めて『ブロディ・ハンセン組』と呼ぶという事をすると頭がコンガラがってしましますね。

 

 

各等級についての一般的な試験方法など

まず『第一特性』である『防塵』について。第一特性は0~6に分けられていて、4までは外来の固形物に対しての基準であり、実際に『防塵』と言うと『5もしくは6』と言うことになる。

=粉塵等級=

【等級0】人体に対する保護、外来固形物の侵入に対する保護などは特に考えていない。

 

【等級1】直径50mm以上の大きさの外来固形物(拳など)に対して保護している。直径50mmの鋼球全体が侵入せずかつ、鋼球と危険な箇所の間に適正な空間距離が無ければいけない。

 

【等級2】直径12.5mm以上の大きさの外来固形物(指など)に対して保護している。直径12.5mmの鋼球が全体に侵入せず、鋼球と危険な箇所の間に適正な空間距離が無ければならない。

 

【等級3】直径2.5mm以上の大きさの外来固形物(工具の先端など)に対してしている。直径2.5mmの試験棒が侵入せず、なおかつ適正な空間距離の確保がされている事。

 

【等級4】直径1.0mm以上の外来固形物(針金。ワイヤなど)に対して保護している。直径1.0mmの試験棒が侵入せず、かつ適正な空間距離を確保されている事。

 

・ここまでは固形物の侵入に対する基準でしたが、ここからが防塵になります。等級5からは同じ試験をするらしいです。

 

【等級5】網目75μm(マイクロメートル)のふるいを通過する塵埃(じんあい)を用いて、試験装置の中に機器と商品を8時間入れて撹拌(かくはん)させ、取り出した時に塵埃(じんあい)が内部に侵入したとしても正常な動作をすることが出来るもの。

 

【等級6】網目75μm(マイクロメートル)のふるいを通過する塵埃(じんあい)を用いて、試験装置の中に機器と商品を8時間入れて撹拌(かくはん)させ、取り出した時に塵埃(じんあい)が内部に侵入せずに、動作も正常である事。

 

 

次に『第二特性』である防水機能の等級について書いて行きます。第二特性は0~8の等級で分けられています。これも6までは『防滴』(但し等級6はほぼ耐水)7と8が水没おける『耐水』となっています。

 

=防水等級=

『等級0』水に対する保護はされていない。

 

『等級1』鉛直に落下する水滴によって、有害な影響を受けない構造である。(JIS:防滴Ⅰ型)滴水装置により200mmの高さから10分間水滴を滴水させる(降雨に対する保護)

 

『等級2』鉛直から15度以内の方向から落下する水滴によって、有害な影響を受けない構造(JIS:防滴Ⅱ型)滴水装置で200mmの高さから10分間水滴を滴水させる。(降雨に対する保護)

 

『等級3』鉛直から60度以内の降水によって有害な影響を受けない構造。(JIS:防雨型)ジョウロを用いて、300miriの高さから5分間の散水を行う。(降雨に対する保護)

 

『等級4』いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない構造。(JIS;防飛沫型)水圧98kPa(キロパスカル)の半円式散水装置において、あらゆる方向から10分間散水する(飛沫に対する保護)

 

『等級5』いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない構造。(JIS:防噴流型)内径6.3mmのノズルを用いて、29.4kPaの水を3.0mの距離からあらゆる方向に15分間注水する。(噴流水に対する保護)

 

【等級6】いかなる方向からの強い直接噴流によっても水が侵入しない構造である事。(JIS:耐水型)内径12.5mmのノズルを用いて、98kPaの水を3.0mの距離からあらゆる方向に1分間注水する(波浪に対する保護)

 

・等級6はほぼ台風時の波打ち際でバケツを被ったような水を1分間ばっかんばっかんと浴びる様なもので、防滴と言うには些か微妙ですが、この先の2つからは水没関係になります。

 

【等級7】常温での水道水の水深1.0mのところに対象機器を沈め、約30分間放置後に取り出したときに正常な機能を有する事。(JIS:防浸型)(水中への浸漬に対する保護)

 

【等級8】常温での水道水の水深1.5mのところに対象機器を沈め、約30分間放置後に取り出したときに正常な機能を有する事。(JIS:水中型)(水没に対する保護)

 

以上が防塵と防水の保護レベルと一般的な試験方法。

(注:試験方法に関しては各検査機関に多少の違いはありますが何れもIEC60529に基いており、参考にさせて頂いたものを編集し一般的な物として記述させて頂いています

 

ここで少し変わったIPコードの記述を紹介します

これはSONYより発売されているXperiaの最新型のスペック表からの抜粋。

防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)

防塵と防水を分けて表記してあります。防塵については最高等級なのがわかりますが

防水についての表記『IPX5/8』とは…。

一瞬、8段階の5?と思ってしまいましたが、どうも違うようです。

等級6までは『水のかかった割合』を指していて7以降は『水没した際の耐水』となるので

上の等級一覧を確認しながら5/8を文字として表すと…

『ホースからの水がドバっとかかった場合までは大丈夫です。水没は水深1.5メートルまでなら30分は耐えられます。』

と言う感じになるのかな?「等級8が大丈夫なら等級6だって大丈夫やろ?」とも思わないでも無いですが、表記されている基準に準拠して使用するのが1番だと思います。

お風呂♪お風呂♪おっふろ♪

iPhone7防水化で、iPhoneユーザーである私が1番夢見て来た事。それは『お風呂タイムでのiPhoneの使用』です。お風呂に浸かっていると、暇で暇で…。もう、そんな時にiPhoneが持ち込めたらなんて素敵なことなんでしょう…と思っていたのですが。

結論から先に大文字で書くと…

『お風呂で使用して、もし壊れても保証外』である……らしい。

「ええ?風呂なんて水深1メートルも無いやん!」と思われる方も多いでしょう。

私も当初、そんあ気持ちでいっぱいでした。

確かにiPhone7はIPX7の防水性能を持っているのですが、それはあくまで『常温の水道水』。

お湯など、高温のものは想定されておらず、高温のお湯が何らかの影響を与えたとしてもそれは想定外の話と言うことになります。

他に石鹸・シャンプーなども想定外の影響をおよぼすかもしれないらしいです。

実際、iPhoneに限らず、他の防水スマホにおいても、それらの使用ついての保証は無いみたいです。

コレと同じようにあくまで試験は水道水、いわゆる真水』ですから海での使用についても想定外になると言うことらしいです。

 

『ええ…お風呂ダメなのん???』という方に少しだけ。

実はそれが気になってAmazonでお風呂テレビの防水を確認してみたのですが、12000円前後のもので『IPX6相当』と表記してありました。「なるほど、IPX6といえば水がかかるカテゴリであり、水没には未対応なんだな」と思い、それならば水没させなければ、いわゆる浴槽に沈めなければiPhone7も大丈夫なのか?と考えましたが、やはり推奨されていないことです。

ですので、コレに関してはあくまで

『自己責任』というしか無いです。

なかなかこれ以上の言及は出来ないので、その辺りはご理解をお願いします。

 

あとがき

私の個人的な些細な疑問から、ガッツリ調べる事になり、それならばそのままブログのネタにしようと書いてましました。

これでAmazonや電気屋で防水家電見る時、少し理解が増えた為、更に楽しく見ることが出来るような気がします。

ただ、思うんですよね。1日でも長く使いたいと願うならは、日頃のメンテは当然としても優しく使ってあげるのが1番だと思うんです。

私なんて、家族に『スチャラカ親父』とか『バカ親父』とか『変態』とか言われても何とも思いませんが、テレビとかゲーム機とかに埃が溜まってると、それだけで激怒してしまう、『怒りどころを完全に間違えてる』気もしないでも無いが、やっぱり毎日お世話になってるものには極力、長く付き合って行きたいモノです。壊れるて買い替える出費もバカにならないし。