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さんじゅうろうの覚え書き

不治の中二病を患っている中年男『さんじゅうろう』の他愛のない覚え書きです。10年後には立派な黒歴史になっているかもれしない。

【エンタメ】タロットカードの世界をチョットだけ覗いてみよう(前編:知識編)

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あまり占いとかを信じなかったのだが、以前も書いたように『何となく否定的なものを何となく肯定してみよう』と言う自分のポリシーの元に今回は占いの代表格である『タロットカード』について色々と調べてみたり自分なりの解釈を加えて書いてみようと思います。
今回は初心者の私が、ほんの少しタロットカードの興味の扉に手を掛けている程度の物であり、詳しい方が見ると気になる点もあるかと思います。
何分素人ですので、記述が甘かったりする箇所があるかもしれませんが、ご容赦下さい。
今回は少し長いものになりそうなので、『知識編』『実践編』の2回に分けてご紹介させていただきます。

タロットカードの起源とカードの成り立ち

タロットカードの起源には諸説あります。エジプトの司祭がキリスト教徒の宗教弾圧から逃れる時に古代エジプトの秘法が描かれた壁面をカードに写し取った事から端を発した『エジプト説』
他にもインドのカードゲームから派生したと言われる『インド説』や『中国説』などが存在するが、実際のところ記録には残っておらず、根拠は不明である。
一番古い記録に残されているのは1392年、フランス第四代国王・シャルル六世が作らせたというものなのだが、これも現存しておらず、実際にそれがタロットカードであったかは不明。
その後、15世紀になるとタロットの原型の様な物が北イタリアを中心に出回り始める。
現存している最古のものは15世紀半ば、1442年から1447年あたりに制作されたもので、現在のタロットカードの原型になる絵柄が描かれている『ヴィスコンティスフォルツァ版』。
その後、ムーブメントの中心はフランスに移り、1650年頃に現在も語られる『マルセイユ版』の元祖とも言われる。
18世紀前半に占い方が書かれた手書きのシートが配られたと言う記録があるが、当時はもっぱら占いよりはゲームカードとしての利用が中心だったようである。
その後、少しづつ占いに使われるようになるが、占星術とタロットの要素を組み合わせた初めてのタロット占い師と言われるエッティラの登場によって、現在のタロット最大の特徴である『正位置・逆位置』などの占い方が確立されていったと言われる。

その後、様々な形で占い方は長い年月をかけて試行錯誤されていき、現在の形になったと言われている。(詳しくはウィキペディアで)


タロットカードの構成(大アルカナと小アルカナ)

タロットカードは大きく分けて大アルカナ22枚と小アルカナ56枚、合計78枚で構成されています。
アルカナと言うのはラテン語でアルカーヌム(机の引き出し)の複数語で『机の引き出しに入っているものたち』という意味から『秘密めいた物』を指すようになり19世紀あたりからタロットカードで使われるようになったと言われています。

大アルカナは0から21の番号が振られている22枚で構成されていて、それぞれに番号にキャラクターが描かれています。

小アルカナはWands(混紡)・Sword(剣)・Pentacls(金貨)Cap(聖杯)と4つの種類(スーツ)に分類されており、それぞれにAce~10の数字カードに加えてPage(小姓)・Knight(騎士)Queen(女王)king(王)と計14枚のカードが存在します。14枚の4種類で56枚、これが小アルカナとなります。
小アルカナは何処と無くトランプに似ていますね。4つの種類は階級を表しているらしく、混紡が農民、剣が騎士、兵士で金貨が商人、そして聖杯が聖職者と言うことらしいです。

全78枚のカードにはそれぞれの意味があります。

これら全てを使用して占うだけは無く、占い方によっては大アルカナのみを使用する方法も多くあります。

今回は大アルカナ22枚の説明を次の項で書いていきたいと思います。

大アルカナカード22枚の解説

この項目ではタロットカードの中でも代表的な大アルカナカード22枚の解説をたいと思います。
カードの名称、カードのキーワード(参考:ウィキペディア)に加えてこのブログの独自性を高めるために私が独自に解釈したものを解説として記載したいと思います。
『何故に自分の解釈を??』と思われるかもしれませんが、タロットカードにおいて多分ですが『それが1番正しいのでは?』と私は解釈しましたので、その理由は後に述べるとして、とりあえず22枚の解説をしていきます。

Ⅰ魔術師(The Magician)


キーワード正位置
起源、可能性、機会、才能、チャンス、感覚、創造。
キーワード逆位置
混迷、無気力、スランプ、裏切り、空回り、バイオリズム低下、消極性
【解説】
このカードのメインテーマは『創造』。
何かが始まる、何か新しいチャンスが生まれるなど1歩目を踏み出す事を意味しているように思えます。可能性を試すなどの積極性をカードが表しています。「何かが始まりそうな…そんな予感」と言ったところでしょうか。一方、逆位置に関しては全くの逆、無気力で最初の1歩が踏み出せない状態、自分の行いが空回りする。など消極的な状態を指し、迷走を意味している様に感じます。「うん、とりあえず明日から頑張る」と言ったところを暗示しているかもしません。

Ⅱ女教皇(The High Priest)


キーワード正位置
直感、知性、安心、満足、期待、聡明、雰囲気
キーワード逆位置
悲観、無気力、無神経、現実逃避、疑心暗鬼、ヒステリー

【解説】
メインのワードは『知性』。
内面的な聡明さと知性を兼ね備えているこのカードは、正位置であれば頭のキレが良くて判断力や直感力が高まっている事を暗示しています。今日の自分チョット冴えてる?」と言うことを示しているカードだと考えます。抱えている問題に対して知性で応じると吉かと思わます。
一方逆位置はネガティブな思考を意味するもので「ダメだ…アレもダメだ…」と自分を気持ちの上で追い詰めていることを暗示しています。ちょっとしたことでヒステリックになりがちな精神状態の低下を意味するものだと思います。最も自分の内面を見つめなければならないカードです。

Ⅲ女帝(The Empress)


キーワード正位置
繁栄、豊穣、母権、愛情、情熱、豊満、包容力、女性的魅力、家庭の形成
キーワード逆位置
挫折、軽率、虚栄心、嫉妬、感情的、浪費、情緒不安定、怠惰

【解説】
このカードのメインテーマは『繁栄』。女帝の慈しみ深い愛情を指し、それが繁栄をもたらす事を示唆しているカードですね。
人の話を良く聞き、それを受け入れる包容力は仕事にも恋愛にも共通していることで、それに重きを置くことであなたには更なる実りのある季節が待っていると言う暗示がそこにあると思います。国母として望まれる姿を具現化したカードです。
逆位置は国を滅びしかねない女帝の姿を示唆しているものになっています。嫉妬心や虚栄心に固まり感情的になり、疑心暗鬼を引き起こしながら周りをまとめて行くことは出来ませんよね?結果的には大きな挫折が待っていると思われます


Ⅳ皇帝(The Emperor)


キーワード正位置
支配、安定、成就・達成、男性的、権威、行動力、意思、責任感の強さ
キーワード逆位置
未熟、横暴、傲岸不遜、傲慢、勝手、独断的、意志薄弱、無責任
【解説】
皇帝のカードのメインテーマは『強固な統率力』にあると思われます。絶対的なリーダシップ。イニシアチブを取ることによって物事が好転していくことを示唆していると思います。
国をまとめるべき存在である皇帝に望まれる強い意志と責任感の強さが人の心を打つ、自分の意思を持ちその責任を取った行動によって、場を支配していくと言うものです。
しかし、その行動は得てして独善的に見える事もあるでしょう。逆位置はそれを示唆しています。傲慢な態度や意志の弱い行動、無責任は国を滅ぶしてしまう危険性がはらんでいます。
それは自分の未熟さを露呈する形となり、自分の首をしめてしまう結果にもなりかねないのです。



教皇(The Hierophant)


キーワード正位置
慈悲、連帯・協調性、信頼、尊敬、優しさ、思いやり、自信、法令・規律の遵守
キーワード逆位置
守旧性、束縛、躊躇、不信感、独りよがり、逃避、虚栄、怠惰、お節介
【解説】
『自分に厳しく、他人に優しく』というのが教皇に求められるもので、自己を律しながらも他者に対しては慈悲深く接する態度が尊敬や信頼に繋がっていく事を示唆して言います。
それを虚構の物としないためには高い英知が求められます。その為に自分が学び、他者との連携を大切にする事が必要とされています。導く者の資質とは他者が信用出来るかという事にかかっているため、逆位置にあるように固執した考えや、独りよがりの行動、『自分に優しく、他者に厳しい』と言う態度は教え導くものとしての適正を果たしていません。知識が高い人の中には自分の知識を盾に他者を見下すような行動を取るような人がいます。しかし、いくら知識が豊富でもそれだけで他者からの尊敬を得ることは出来ないのです。


Ⅵ恋人(The Lovers)


キーワード正位置
誘惑と戦う、自分への信頼、価値観の確立、情熱、共感、選択、絆、深い結びつき、結婚
キーワード逆位置
誘惑、不道徳、失恋、空回り、無視、集中力欠如、空虚、結婚生活の破綻

【解説】
恋人に対してはいつも強い絆で繋がっていたいと思いますよね。このカードのメインワードは『情熱』。それにはお互いを信頼できるよう、互いを尊重し合うと言う気持ちが大切だと思います。情熱はそれを大切にするスパイスのようなものですので、いつも心に備えておきたいものです。価値観を認め合える事も大切ですし、時には許し合うことも大切でしょう。それが、いつしか絆を深くしていくのだと思います。一方で逆位置ではそれを阻害するような要素が示唆されています。誘惑に負けたり、相手を尊重できなかったり、することでお互いの気持ちは離れていく事を暗示しています。『恋の予感』を匂わせる様なカードであるのですが、出会いがあっても愛情をもって接しなければ、意味が無いと思われます。




Ⅶ戦車(The Chariot)


キーワード正位置
勝利、征服、援軍、行動力、成功、積極力、突進力、開拓精神、独立・解放、体力無限大、負けず嫌い、視野の拡大、ゾーンの発動、優勢
キーワード逆位置
暴走、不注意、自分勝手、失敗、独断力、傍若無人、焦り、挫折、イライラ、視野の縮小、好戦的、劣勢

【解説】
『戦い』を司るカードで勝負事など有効なカードです。正位置では成功や勝利を示唆している部分が多く見受けられ、逆位置では敗北を示唆しています。
戦いは常に大局観というものを測られますが、その視野の広さで弱点をカバーしたり、攻めどころの機を逃さないと言う行動力によって勝利を掴み取れるかどうかを表しています。
例え、正位置が出てそれらのキーワードにある条件が揃っていても、そこに慢心が加われば勝敗は一転してしまうかもしれません。逆に自分の弱点を把握し、それを克服していくことによって、敗戦色を一転させてしまう可能性もあります。常に戦局を把握することが重要な事だと考えます。




Ⅷ 力(Strangeth)

※伝統的なマルセイユ版のカード番号はⅪだが、本項では利用画像がウェイト版仕様の為、それに準拠しⅧと表記

キーワード正位置
力量の大きさ、強固な意志、不撓不屈、理性、自制、実行力、知恵、勇気、冷静、持久戦、潜在能力の引き出し
キーワード逆位置
甘え、引っ込み思案、無気力、人任せ、優柔不断、権勢を振るう

【解説】
カードの意味はスバリ『力』。作用するもので、キーワードにあるよな勇気や実行力や理性、強固な意思が力を与えてくれるんだと言うことを示唆するものとなっています。
その人の力量の大きさを表したりもします。例えば先ほどの戦車のカードが戦術であるならば、力のカードは戦略を意図するものと思います。勇気ある行動が自分にとって巧く作用するので恐れずに挑戦してみると良いなどが暗示されているカードだと思います。
一方逆位置は力を損なう要素がワードに配されていますね。力というものはその人の意志の力で大きくなったり小さくなったりします。ポジティブな方向で力が働く時に予想以上の成果を出したりする……なんてこともあると思います。そんあ意志の強さがこのカードに表れていると考えます。



Ⅸ 隠者 (The Hermit)


キーワード正位置
経験則、高尚な助言、秘匿、精神、慎重、優等感、思慮深い、思いやり、単独行動、神出鬼没、変幻自在
キーワード逆位置
閉鎖性、陰湿、消極的、無計画、誤解、悲観的、邪推、劣等感
【解説】
基本的に『隠れた才能』を意味するものです。今風に言うと『やればできる子』という感じでしょうか?、実際には大きな才能に溢れていてもそれが埋もれている事によって世に出なかったりすることがありますね。「あなたの心の引き出しにお宝は眠っていませんか?」と言う中古売買店のCMの様なフレーズが浮かんできます。隠者は他に秘密を抱えると言う意味もあるようですね。逆位置では「人に言えない」とネガティブになっている姿が暗示されているようです。それによって陰湿になったり悲観的に物事を捉えてしまったりする面があるように見受けられます。





Ⅹ運命の輪 (Wheel of Fortune)


キーワード正位置
転換点、幸運の到来、チャンス、変化、結果、出会い、解決、定められた運命
キーワード逆位置
情勢の急激な悪化、別れ、すれ違い、降格、アクシデントの到来

【解説】
人の運命とは良いときと悪い時がグルグルと回る車輪のようだと言われています。このカードはそんな運命の『転換点』がやって来たと言う事を示唆しています。
人生の転機であったり、物事の解決する時期がおとずれたりと、人生に新しい変化が訪れる事を暗示しています。
正位置ですとそれは幸運だったり、出会いだったりしますが、逆位置ですとアクシデントがある可能性を示唆しています。
不意のアクシデントを避けることが出来ないかもしれませんが、それに注意することによって、自分への被害を最小限に留める事が出来るかもしれません。



Ⅺ 正義 (justice)


キーワード正位置
公正・公平、善行、均衡、誠意、善意、両立
キーワード逆位置
不正、不公平、偏向、不均衡、一方通行、被告の立場に置かれる
【解説】
正義を司るこのカードは常に公正で公平を重んじています。それはタロットの図柄にも描かれているように天秤の秤の中心を意味しています。
人は正義を語る時に正しいと重んじた部分の天秤を重くしますが実際の正義の理想とは天秤の秤が同じ重さになることをここでは示唆しています。
逆位置における不公平などはそれを著しく欠いたものになります。
一方の正義が必ずしも正しいとは限りません。困っている人を助けるのもその負担を減らす行為が正義に繋がって行くのでは?と思ったりします。
間違っても独りよがりな考えを押し付けるというような行為には正義は生まれないと思います。



Ⅻ 吊るされた男 (The Hanged Man)


キーワード正位置
修行、忍耐、奉仕、努力、試練、着実、抑制、妥協
キーワード逆位置
徒労、痩せ我慢、投げやり、自暴自棄、欲望に負ける
【解説】
一見『罪人』のように見えるこの吊るされた男。しかし正位置に置いての解釈は修練者とも読み取ることが出来ます。そこには試練に対しての忍耐の様な物が見受けられると思うのです。
自信の努力が実を結んでいくんだと言うことを暗示しています。逆位置はそれらのネガティブな部分を表しています。努力が徒労に終わる可能性や自暴自棄になり投げやりになりやすいと言う内面に警鐘を鳴らしています。仮に逆カードの位置がそんな自分の内面を見つめ直すのも大事ですよね。





ⅩⅢ 死神 (Death)


キーワード正位置
停止、終末、破滅、離散、終局、清算、決着、死の予兆、終焉、消滅、全滅、満身創痍、ゲームオーバー、バッドエンディング、死屍累々、風前の灯
キーワード逆位置
再スタート、新展開、上昇、挫折から立ち直る、再生、起死回生、名誉挽回、汚名返上、コンティニュー
【解説】
死神の書かれたこのカードは凶事を表しています。カードによってはもっと直接的に『死』と書かれたカードもあります。死という、人の終末を暗示するこのカードは様々な物事の終末を意味していると言えます。そしてそれは決してあなたにとって良い終わりでは無い事が描かれています。しかし正位置に置いて凶事を告げるこのカードも逆位置に置いては救いのカードとなります。『死は再生のはしまりである』と誰かが言ったように死神の逆位置は『再生』を意味しています。辛いことが訪れるかもしれないが、それを新たな出発点として再び歩むことで、新しい価値観が生まれる可能性を暗示しています。




ⅩⅣ 節約 (Temperance)


キーワード正位置
調和、自制、節度、献身
キーワード逆位置
浪費、消耗、生活の乱れ
【解説】
「あなたは無駄遣いをしていないか?」を問うのがこの『節約』のカードです。正位置は自分が節約をして無駄を減らしていく事で、自分に幸運が訪れるかもしれないと言うことを暗示しています。あなたの中では大切に思っているものが実は大きな無駄だったという事も測る事が出来ます。基本的には『生活態度』と言ったところでしょう。正位置のワードにあるように『自制して節度を踏まえた生活をする』と言うことで自分にとってイザという時の力を蓄えることが出来る。一方で逆方向の浪費や消耗を続ければ身の破滅に繋がるでしょう。これはカードに置いて言われずとも当然な事ではありますが、『あなたは今、そんな状況に置かれてはいませんか?』などの示唆を表す事で、浪費などに注意を促す側面を帯びていると考えられます。




ⅩⅤ 悪魔 (TheDevil)


キーワード正位置
裏切り、拘束、堕落、束縛、誘惑、悪循環、嗜虐的、破天荒、憎悪、嫉妬心、憎しみ、恨み、根に持つ、破滅
キーワード逆位置
回復、覚醒、新たな出会い、リセット、生真面目
【解説】
人の心に欲望を囁きかける悪魔の誘惑。自己快楽のみを求めるがあまりに人を裏切り、人を憎しみ、憎悪の心をむき出しにしていませんか?悪魔は人間の弱い部分に常に囁き続けます。そして最後には破滅をもたらすのです。
カードが暗示するのは弱い部分に心を惑わされていないか?と言う事です。心が憎悪に囚われ続けると、内面にある救いの部分さえも憎悪で侵食されていきます。このカードが正位置で出た時は、そんな自分を見つめる様にしてください。但し、そんな悪魔にも逆方向のでの救いがあります。





ⅩⅥ 塔 (The Tower


キーワード正位置
崩壊、災害、悲劇、悲惨、惨事、惨劇、凄惨、戦意喪失、記憶喪失、被害妄想、トラウマ、踏んだり蹴ったり、自己破壊、洗脳、メンタルの破綻、風前の灯、意識過剰、過剰な反応
キーワード逆位置
緊迫、突然のアクシデント、誤解、不幸、無念、屈辱、天変地異
【解説】
形あるものはいつか崩壊を迎えます。それはどんな状況においても抗えないものである。例え正位置で出ても逆位置であろうともです。タロットカード大アルカナで最も凶事を伝えるのがこの『塔』です。
他のカードは例え、『死神』や『悪魔』が出ても逆位置においては好事に転換しますが、この『塔』においてはどちらも『凶事』いわゆる最恐のカードです。このカードが出てしまったら、兎にも角にも受け入れるしか無いです。あらゆる不幸を暗示しますので特に注意が必要なカードといえるでしょう。






ⅩⅦ 星 (The Star)

キーワード正位置
希望、ひらめき、願いが叶う
キーワード逆位置
失望、絶望、無気力、高望み、見損ない
【解説】
太古の頃より占いで使用されたりと星は人々を導く鍵となる場合が多いですね。暗い闇のなかで空を見上げるとそこには満天の星が煌めいています。そこに人々は希望の姿を感じたり、瞬きを閃きと重ねてみたり、星に願いを掛けたりします。正位置ではそんな希望に溢れた星々の煌めきが暗示するかのような幸運が訪れる事を示唆しています。一方で逆位置では失望や絶望など、願いからは程遠いものに変貌を遂げます。








ⅩⅧ 月 (The Moon)


キーワード正位置
不安定、幻惑、現実逃避、潜在する危険、欺瞞、幻滅、猶予ない選択、踏んだり蹴ったり、洗脳、トラウマ、フラッシュバック
キーワード逆位置
大きな失敗にならない過ち、過去からの脱却、徐々に好転、(漠然とした)未来への希望、優れた直感
【解説】
『月の光は心を映す鏡』と言われることがあります。暗闇にぼんやり光る月の光は自分の心の揺らぐ部分を映し出し、人に不安やトラウマを思い出させたりする。月はタロットでは凶事を表すカードになっています。
特に自分の内面に眠る不安を呼び起こす事によって、それが自分へのマイナスに繋がっていく事を暗示。
逆位置においても突然の好転などでは無く、徐々にゆっくりと状況が変わっていく事を暗示しています。決して大きな失敗にはならないが小さな過ちを繰り返したりという事はあるようです。
良いことも悪いこともボンヤリと変わっていく、そんなカードです。








ⅩⅨ 太陽 (The Sun)


キーワード正位置
成功、誕生、祝福、約束された将来
キーワード逆位置
不調、落胆、衰退、堕胎・流産
【解説】
太陽の眩しい輝きと熱量は『祝福』や『成功』そして『出産』などを暗示しています。もっとも眩しい世界に照らされてあなたは成功を約束されるでしょう。
但し…あまりの熱量です。イカロスの神話にあるように太陽に近づきすぎると想像を超えた災難に見舞われる事があります。
実際はかなり『ハイリスク・ハイリターン』なカードあり、逆方向で提示された場合、祝福の大きさと同じくらいの大きさの不幸を暗示しています。




ⅩⅩ 審判 (Judgment)


キーワード正位置
復活、結果、改善、覚醒、発展、敗者復活
キーワード逆位置
悔恨、行き詰まり、悪い報せ、再起不能
【解説】
選択を迫れる時にくだされるのが審判です。カードの位置によって成功と失敗がキッチリ暗示されると思います。判断に迷う時、判断が正しかったか?を振り返る時このカードはその効果を表すことと思います。
物事の再開や改善をした場合にその判断は正しかったのかを審判します。正位置では失ったものに再び出会うこと出来る『復活』が示唆されています。
過去からの行いの精算をする為の審判と位置づけられる場合があるようです。



ⅩⅩⅠ 世界 (The World)


キーワード正位置
成就、完成、完全、総合、完遂、完璧、攻略、優勝、パーフェクト、コングラッチュレーションズ、グッドエンディング、完全制覇、完全攻略、正確無比、永遠不滅
キーワード逆位置
衰退、堕落、低迷、未完成、臨界点、調和の崩壊
【解説】
正位置の中でも最強のカードがこの『世界』です。世界を手に入れるという事はあらゆる成功を暗示しています。これほどの可能性を秘めているカードは22枚の中ではこの『世界(TheWorld)』でしょうね。
逆位置で出てしまったら、惜しいです。あなたの世界は未だ完成の域に達していないと言う事です。但し、その未完成な物も更に洗練させていくことは大事なことだと思います。







0 愚者 (The Fool)


キーワード正位置
自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、発想力、天才
キーワード逆位置
軽率、わがまま、落ちこぼれ、ネガティブ、イライラ、焦り、意気消沈、注意欠陥多動性
【解説】
何者にも捕らわれず、自由に立ち回るのがこの『愚者』です。計算の無い純粋で天真爛漫さが可能性を拡げることと思います。天才肌なカードでもあります。
こうやって考えると正位置での『愚者』いい意味での『バカ』何だと思います。
一方、逆位置は愚かな馬鹿者を指しているように思います。


タロットカードについて気がついた事

この様にタロットカードについて調べたりしていて、ふと思ったことがある。『これは占いであって占いじゃないのだろうか?』という事である。
昔、ショート・ショートで有名な星新一が1000遍もの物語を執筆する際に、色々な事が書かれたカードをランダムに並べて、その中から物語を生み出していったと言う話を聞いたことがある。このタロットの世界も同様で様々な役割を持ったカードを組み合わせることで、そこに1つのストーリーを作り出していってるのでは無いか?
言うなれば、占い師はストーリーテラーとしての役割を担っているのでは無いだろうか?と言う事である。
その占い師が作り出したストーリーに近いものを感じ、共感を得ることが出来た時に、占いとして『当たってる』とか思うのでは無いだろうか?とふと考える。
一流の占い師は一流の作家としての素養を兼ね備えているのでは?と思うのだ。

そう考えてみるとタロットカードは一種のコミュニケーションツールでは無いかとも思う。
普通の生活では自分の内面をそうそう見せるものでもない。それをカードを使用して少しづつ解きほぐしていく事を考えると何となく頷けてします。

今回、解説の部分はこのサイトの独自性を活かすためにキーワードを元にして自分で考えて行きたいと思ったのは、『カードにはそれぞれの解釈が存在するのでは?』と思ったからだ。
これまでの歴史を見てみると、諸説が色々とあるように、『決まったものは存在しないのでは』と自分では解釈している。
なので、本来はプロの解説を交えながら書いていくのが実用的だと思ったのだが、あえて稚拙ではあるが、自分の解釈を取り入れてみた。(それが…こんな作業時間になるとは…)
何分初心者なのでかなり苦労したが、占いを否定していた自分が、ちょっとだけ理解の扉を開けることが出来たのは自分にとっての収穫だたと思う。

スペシャルサンクス

今回の記事を書くにあたって色々と参考にさせてもらいましたので、その参考元を感謝の思いと共に紹介させていただきます。

タロットカード画像素材
【フリー素材】「【無料】タロットカード【素材】」漫画/トキワ [pixiv]

資料
タロット - Wikipedia
大アルカナ - Wikipedia
・成実堂出版刊 夢をつかむタロット占い エミール・シェラザード著
・ナツメ社刊 タロット占い エトワール舟黎(しゅうれい)著

後編もお世話になると思います。

予告

今回は『前編:知識編』として書かせて貰いました。次回(明日はキツイです)は『実践編』として実際に自分を占ってみようかと思います。
占い方の解説も未熟ながら挑戦して行きたいと思います。簡単に出来るものから紹介して行こうと思いますので、年末のちょっとしたイベントにもしかしたら使えるかもしれませんよ(ちょっとゲス顔)。
実際に自分を占って見ようかと思います。……そう、このThe不幸の私をね(笑)