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さんじゅうろうの覚え書き

不治の中二病を患っている中年男『さんじゅうろう』の他愛のない覚え書きです。10年後には立派な黒歴史になっているかもれしない。

【挫折・葛藤】悪戦苦闘!ハードオフで買ってきたジャンク品のステレオコンポを修理!【ジャンク品リメイク】

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iPhone6のタッチパネル交換、古いLCDゲームの修理と着々と修理をしてリメイクに成功した私は調子に乗っていた……そう、調子に乗っていたのだ。

『そろそろステレオとかもいけるんちゃう?』

そんな軽い気持ちで昨年末、ジャンク品のステレオコンポを購入。

しかしそれがまさか『年またぎの地獄の始まり』だなんて、その時の私は露にも思っていなかった。

今回はそんなジャンク修理の世界に生まれ落ちしまった1人のピエロの物語である。

(注)ちなみにガチの修理記事では無いので、ガチの修理記事をお求めの方にはオススメできません。きっともっと詳しいブログが存在するはずです。

2016年12月28日、慌ただしい中で買ってきたもの

先日、掃除をしていた時に大量のMDカセットが出てきた。以前MDコンポ(アジアメーカー)を持っていたのだが直ぐに壊れてしまって、結局それ以来聴くのはカーステレオについているMDシステムでのみだった。新しいCDをMDに録音する事も無く、時代はやがてMP3の時代に替わってしまい、MDのカセットは時代と共にベッドの奥の方に追いやられていったのだ。

しかし、そんな大量のMDカセットを前にして、突然湧き上がった『ステレオコンポ欲しい』という物欲。しかし今更MDを聴くためにステレオコンポを買うなんて……と思っていた時にふと頭をよぎる『HARD OFF』の文字。

そうだ、HARD OFFに行けば、JUNKで安いコンポがゴロゴロ転がっているかもしれない。

それをサラッと直して使えばいいんじゃないか?

そう考えて車で20分ほど走った先にあるHARD OFFに出かける。

まぁ、実にゴロゴロしてるものである『カセット聞けません』『MD作動しません』『CD読み込みません』そんなジャンク品が私はお出迎えしてくれた。

2時間ほど物色して『キミに決めた!』と手に取ったのがコチラである。

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ケンウッドの古いコンポ。(後々に調べたら2001年のものらしい…)

こちら、通常価格で1080円の所、年末のセールで3割引きだったので740円で購入出来た。

CD・MDの他にDVDの再生も可能らしい。

これで私のMusicLifeに華を添えることが出来ると思いこちらを購入。

症状的には……

・通電はします

・MDは再生できます

・CDを聴くことは出来ますがトレイが閉まらないことがあるのでジャンク

……と、これなら修理は出来るんじゃないか?トレイ関係なら、以前YOU TUBEの動画で修理のモノを見たことがあるので、それを参考すれば良いんじゃないか?

ゴムだろ?ゴムベルトの交換だろ?と軽く考えて購入したのだ。

まさかそんな軽い考えがあの地獄を呼び寄せるなんて、その時は全く考えて無かったのだ。

 

修理開始-FIRST ATTACK-

とりあえず部屋の掃除をして修理環境を整え、翌日の午後から修理開始。

まずは一度通電して症状を確認。確かにCDのトレイは一度開いたら閉まらないと言うか、強引に閉めたり、閉まった所で電源を落としてみたりと色々やって見る。なにしろOPEN→READINGと表示されてしまうのだ、途中にCLOSEと表示されるはずなのにそれが一切に無い。

何かゴチャゴチャやって、かろうじて閉まったときにはキチンと読み込んで再生も出来る。

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ヘッドホンを繋いで確認したのだが、キチンと音も出るのだ。それも案外いい音である。

こんな音を聴かされた日には直さない訳にはいかない…というものだ。

 

まずはカバーを外して内部を確認してみる。

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うん、全然わからない………。

正直なところ、カバーを外した時点で心が折れそうになった。

何なの?この基盤……これは何なの?

 

そこで一切手を出さずに四方、色々な角度から本体を覗き込んでみた。

覗いたからと言って、それが何なのかわかるはずもなく、いろいろと試行錯誤して大体の構造を理解していった。

 

おそらくではあるがこんな感じだろう、想像の範囲でしか無いが。

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このCDユニットを覆うカバーにさえ到達できれば、後はCDユニットを取り出して、何とかなるだろうと思っていた。

それには多分外していかないと行けないものが結構ある。

CD制御用の基盤、メイン基板は勿論の事、アンテナユニットも外さないとイケない。

多分、前面パネル用の基板と電源用の基盤及びMDユニットは外さなくてイケるような気がしたので、下手に触らないように心がける。

このペラペラの配線を慎重に外し、ネジを探し出して少しづつ外し始める。

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ペラペラなので傷をつけないように、乱暴に扱わないように外す。

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メイン基板の扱いが些か雑だが、外さなくても良い配線をイチイチ外していては後か大変なので、配線に負担を掛けないようにメイン基板をめくり上げる。

ここでようやくCDユニットを覆うカバーに到達。

ネジを外してCDユニットをむき出しにする。

CDユニットの周りのネジを外して、いざユニットを取り出そうとした時、少し厄介な事態に直面。

CDのトレイが前面のパネルが邪魔して外せない。

(この辺りはテンパっていたので画像すら忘れる)

このままではユニットを分解しようにも先に進めない。

そればかりか力入れすぎると壊してしまう可能性がある。それこそ『バキッ!!』という音がしたらそれで命取りである。

 

ここで2つの選択に迫られた。

1・敢えて失敗を恐れずに進む

2・そもそもコツさえ掴めばCDも聴けるんだから諦める

どちらも選択としてはアリなんだが、自分のスキル不足もこの時点で痛感していたので、一旦諦める事にする。

 

よく医者の漫画で見かける『一旦は手術で患部まで開くが、それ以上の処置が出来なくて何もせずに閉じる』というシーンが頭をよぎった。特にブラックジャックが頭によぎった。

ついでに『センセイ、しりつ、やめゆの』と言うピノコの声もよぎった。(ここでの唯一の救いはCV宇多田ヒカルでは無かった…)

しかし、機械は人間と違って急を要するものでも無いので、再度アタックをする事も出来る。

少なくても自分の知識不足もある。

ここはもう一度体勢を整えて挑もう、一時撤退だ。

なにかしらの敗北感が結構な感じで襲ってくるのだが、一度修理を断念した。

 

再戦そして……。-ATTACK2nd-

そして年が明ける。年が明けてからもwebサイトや動画を確認しながら糸口を探していた。

(年が明けるとか書いているが前回のATTACKから3日仕方って無いんですけどね・笑)

暫くあちこちのサイトや動画を巡っているとある事実を知る。

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この部分が引っかかっていたのだが、実はこの部分は結構簡単に外せると言う事だ。

『これで行ける!』

そう思ったのだが、同時に不安も頭によぎる。

「これって、意外と初歩的な事じゃね?ここでつまづいてるってのはこの先やばくないか?」

そんな不安だ。

でも、行けるとわかった以上、やらない手は無い。再び机周りを整理して2度目のATTACKをかける決心をする。

この部分、動画で観た時はネジ止めされていたのだが、機種によって色々違うらしい。

この機種ではネジ止めは無かった、少し力を入れるとちょっとヤバメな「パキッ!」という音と共に外れた。

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これで何とか先にすすめる。

一度分解してるので、もう手順はわかった。サクサクと分解を始める。

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(アンテナユニットとかCD制御用の基盤とか……)

そしてとうとうCDユニットの分離に成功。

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色々想像と違っていた。

・まずユニットの外観にネジは存在ぜずに分解がかなり難しい事。

・幾重のカムが噛み合って、CDを検知するとカムが回ってピックアップレンズのユニットをせり上げるタイプだということ。

・多分、これ以上バラしたらもう元には戻せないと言う事。

 

正直な話、ここまでやって言うのも何だが、これ以上はお手上げ状態である。

とりあえず、隙間から見えるピックアップレンズを掃除したり、カムの構造を確認しながら、その辺りを清掃したりして、一度動作をチェックすることに…。

f:id:moge1967:20170110115453j:plainおお!!

なんか正常に動いてるぞ…。

5回くらいこの動作を繰り返したが、問題なく動いてる。

ちょっと清掃しただけなのに、何処がどう変だったか説明も出来ないままに正常に動作を始める。

この時、ピックアップレンズのユニットがせり上がってくると表示板に『CLOSE』という文字を初めて見た。

「なんかかっけー…」精密機械すげぇ…と思う。

 

しかし…そんなに精密機械がすげぇ…と思うなら、取り扱い気をつけろよ!という事態にその後、陥ることになる。

 

CDの音が出るかをヘッドホンを繋いで確認。

音が出てる!これなら後はコレを全部戻して終了だ!

 

ここで私は油断した。本当に油断という言葉しか見当たらない油断をしてしまった。

再びCDユニットを取り付けようと、手にした瞬間……。

 

手を滑らせてCDユニットを落としてしまったのだ!!

『ガチャン!ガガ……』

机に打ち付けられて更に落下するCDユニット。全部がスローモーションに見えた。

急いで再接続して確認。

 

ウンともスンとも言わなくなるCDユニット。完全に逝ってしまった……。

そして、私の修理物語はあっけなく終わりを迎えた。(後日談あり)

私の挑戦は多分、二度と開けられることが無いだろうと思われる部屋の隅の押し入れの中に消えた。

さようならCDコンポ……。

f:id:moge1967:20170110133403j:plain(これは再現写真です)

その日はあまりの自分の不甲斐なさに枕を濡らしながら寝てしまった。

(涙で…とは誰も言っていない)

この辺りは合わせて日記を読むと更に詳しいかもしれない。すっかり戦意喪失して、何もやる気が起こらなくなってしまった。ただ、クルグルと頭の中を『後悔』と言う二文字が巡っていた。

 

お前は倒れたままで良いのか? LAST ATTACK

そして、私は考えていた。『失敗したけど、そのままでいいのか?』……と。

失敗したまま、諦めてブログのネタ……だと?

ブログのネタとしては弱すぎる。あまりにも弱すぎるのだ。

何らかの形を残さないと……。

だって別にCDとかどうでも良いけど、ブログのネタが欲しいじゃん!

…もう、本音ダダ漏れである。

 

もうダダ漏れた本音を抑える事が出来なくなっていた。

 

こうなったらもう一度、ハードオフから始めるしか無い。そして何事も無かったかのように新しいジャンク品を購入して直せば、ちゃんとおいしいネタになるじゃないか!

日記で色々と続報を書いているけど…そうだアレは『悪い夢』でまとめよう!

そうだよ、あるじゃないか!魔法の言葉が!!

『なんやかんや』でこうなりました(笑)

コレさえ言っておけばOKじゃないか?……え?OKじゃない?……ないよね…。

 

という事で、リスタートをするためにHARD OFFに出かける。

予算は1300円(1000円+前日のジャンボ宝くじの当選金)これで何とかするという思いで物色。

AIWAとかちょっとランクを落とせば物凄く安くなるのだが、ソニーあたりの製品で軽微なジャンクは結構強気な値段で出ている。それでもいくつか候補を探していたのだが、そこに目に入った1台。

スピーカーは無い、電源も一回通電して直ぐに落ちるらしい。でも……でも……。

まさかの同型コンポ。

ジャンクでこれは珍しい…というか…この型番のコンポは壊れやすいのか?と思えてしまうくらいだ。

しかし値段は破格の540円である。部分取りなら充分な値段である。

そして再び、あの押し入れに追い込んだコンポの出番がやって来る。

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 2台を積み上げてみた。若干違うが、これなら使ってる部品はほぼ同じだろう。

そして最後の挑戦が始まった。

今回はCDユニットの移植である。移植だけならなんとかなる気がした。

そしてコレが、ファイナルアタックである。コレが失敗したらガラクタが倍になるだけである。

ちなみに全てが終わったら、一方は細部までバラバラにしてパーツとして保存しておくつもりだ。

 

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 もう何度目というくらい中は見たので大体覚えてサクサク分解が進んだ。

 

しかも今回は前のプラパーツを外すこと無くCDユニットを外すことに成功した。

何か『知恵の輪』のような要領でアッサリ取れた。……と言うくらい自分自身が慣れて冷静になっていたと言うことかもしれない

(画像、紫が艶めかしいがパソコンのスクリーンセーバーの光だ)

慣れというものは恐ろしいものだ。

ちょっとだけ埃っぽかったので、ブロアーでホコリを飛ばしたり筆で掃除をしたりした。

 

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後は一気に組み立て、さっさと仮組みをした。

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そして配線、この時点で一回動作チェック。動かない……なんでなんでと原因を探っていると…CDユニットのケーブルがCD制御の基盤に差さって無いことに気がつく。

ああ…凡ミス、凡ミス………??????

もしかしたら、落として壊したと思っていたCDユニットが動かなったのもコレが原因か?

というモヤモヤした気持ちが襲ってくる。

冷静さを失うということがどんなにミスを連鎖させるか?という事を身をもって知った気分だ。

そんなモヤモヤな気持ちは襲ってくるのだが、今更である。基盤とCDユニットの配線も済ませると全く問題無く動き出す。

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 5曲目の1:14あたりを普通に再生している。問題は一切ない。

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 そして、普通に配置され完成、やっと終わった。

ここでまとめると

かかったお金。

最初のジャンクコンポ  740円

2台目のジャンクコンポ  540円

合計で1280円である。

 

あの痛恨のミスが無ければ540円の出費はなかったので、そこら辺が惜しまれるが、今後どんな不具合が来るかも分からないので部品取りとして使うのはちょっと安心である。

そう考えたら、540円の出費も高く感じない。

今度は携帯型の液晶モニターとか、探してみたい所である。DVD再生用に。

でも、次は多分パソコンのジャンクをリメイクだな。今の私のパソコンよりジャンクの方が性能が良いとか……なんだか悲しくなっているのでね。

 

あとがき

ジャンクが楽しい。ハッキリ言えばゴミ漁りなんだが、まだ充分に使えるものをゴミと言うのは偲びない。

しかも予算はプラモデル程度なので、ホントにプラモを作る感覚で作業できる。

但し失敗すれば、それなりの敗北感ものしかかって来るし、それこそ本当のゴミが増える。

でも、成功すればかなりお得にコンポや電化製品をGET出来る。

その辺りのギャンブル的な感覚は楽しい。

今回直したと思ってるコンポだが、まだ小さいところに不具合が隠れていそうだ。

それはそれで、また追々と直していこうと思う。

とりあえずテストを兼ねて大量にあるMDから1枚抜き出して再生してみた。

何の曲が入ってるか覚えていないけど、普通に再生が始まった。

岡崎律子さんの『Forフルーツバスケット』が流れ始めた。

コレだけでも今回、直して良かったと思える。

 

 

【ご注意】

もし、これでジャンクの修理をやってみようかと思っている方がいましたら、一つだけご注意を…。

作業をする時は絶対に電源ソケットは抜いて作業してください。ショートして壊れたり、感電する危険があります。テストで動作させる時なども注意して下さい。

あと、修理後に異音、異臭(焦げる匂い)がしたら絶対に使用しないように、ソケットを外して使用を控えて下さい。

 

記事は適当っぽく書きましたが、そのあたりは私も厳守しながら作業しました

この辺りはジャンク修理の鉄則だと思って下さい。

この作業は全て自己責任で行って頂きたいです。ちなみにこの記事、修理にはあまり参考にならないと思うという事を重ねて書かせて貰います。

とにかく安全第一に、これはオッサンからの約束だよ。